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「過去の歴史に学ぶ?」(2019.05.07)

 過去の歴史に学ばず失敗した例は多い。PGA・オブ・アメリカのCEO、セス・ウォー(Seth Waugh)氏は最近、ゴルフ業界はタイガー人気の再来に、過去の出来事を学んだかを質問され「成長のための意識的決定だったことがそんなにあったとは思わない。それは人々が樹木が空まで伸びると思っただけで、明らかに(コースの)建設過剰は業界の責任で、同様に業界以外では不動産だった」と話している。「人々はこのことを教訓に学んだと思いたい。我がゴルフ業界、銀行業界は、他の多くの業界と同様、このブームの好景気が永遠に続くと考えたことは明らかに失敗で、それは二度と繰り返さないだろう。だからきっとそれから学んだと思う。これはオイルブームやその他の例にも似ており、それに対してより慎重になるだろう。不動産を売るためにゴルフコースを建設する様な種類のことはトリッキーな手段だ」と話し、「多くの人達は一二度経験してもそれを忘れてしまうが、それから学び、より慎重になるべきだ。間違いなくゴルフ参加人口は増えている。市場ではトップゴルフが年に20-25%伸びている。ジュニアリーグへの申込みも同様に素晴らしく伸びている。古典的なメジャーの18ホールはやや横這いだ。しかし(ゴルフへの)参加や興味の類、そしてそのような成長への指標は、既に好調な市場への兆候を見せており、これが今後の追い風になるだろうと望んでいる」と明るい今後の予測と、それに対する慎重な姿勢が必要だと述べている。

(GolfBiz.net WSG Daily Pulse 5/6記事より)

 米国ではタイガー・ウッズのカムバックがきっかけになってゴルフへの関心が再び高まりつつあり、コースへの参加人口はいまだに横這いだが、コース外ゴルフエンターテイメント施設参加人口の増加、女性参加人口の増加、ビギナーに占める女性、若者、有色人種の比率の高まりが、今後の成長への兆候だと期待している。

今世紀の始めタイガー出現で沸いたゴルフブームに対する供給過剰を反省し、慎重に臨む空気が出てきているようだ。

「USGAのジュニアゴルフ振興活動」(2019.05.08)

 USGAとジュニアゴルフ推進組織、ファーストティーは、協力して6月10〜16日、ペブルビーチで行われる第119回全米オープン会場で、ファーストティーをフィーチャーしたジュニアエクスペリエンス(ジュニア体験)を発足することを発表した。

 このジュニアエクスペリエンスは、二つの組織が、ゴルフの発展と長期的活性化を支援するための今年実施する活動の一つであり、これには同時にUSGAが資金援助する広大な年次ファーストティー支部奨励金プログラムの継続も含まれている。1997年のファーストティー創立以来、USGAはファーストティーに対して2,600万ドル以上の奨励金を提供してきている。多くの関係者達は、ゴルフに関心のない潜在ゴルファー達の次の波について気にかけており、そのことがUSGAに次世代の人々に積極的に働きかける試みの努力を与えている。

 この活動により効果が出るか、又はこれにより変化が要求されることがわかるかどうかは、健全な討議のためにオープンになっている。

 しかしながら全ての年齢層の子供達及びその家族に与えられた対話分野は、ゴルフの興奮と価値のために全米オープンに参加する子供達と全米に展開されているファーストティープログラムにつながっている。

 ファーストティーのプレジデント、グレッグ・マクローレン氏は「USGAとのパートナーシップに参加し、ゴルフの最高な経験の一つ、ペブルビーチで行われる全米オープンに参加する子供達と親と共に、より深くこのアイデアに関わることにわくわくしている」と話し「我々はこのジュニアエクスペリエンスが、全米のファーストティーの認識を構築することのてこ入れになり、同時に多くの子供達が小さい頃、最高のゴルフをその目で観ることで転換の出発点になることを期待している」と話している。

 USGAのCEO、マイク・デイビス氏は「我々(USGA)は、ファーストティーとの関係を通して、ゴルフに数百万人のジュニアを歓迎する役目を果たすことを誇りに思っている。そしてこの現場経験が、メジャーが提供する楽しさと興奮への最新のファンを誘うもう一つの道になることを期待している」と話している。

(GolfBiz.net WSG Daily Pulse 5/7、USGA、ファーストティー発表文書より要約)

ゴルフ人口の維持、増大の方法として女性とジュニアを重点に振興活動をしているUSGAが新たにファーストティーと共同で着手したプログラムの一つで、ジュニアとその親を主催メジャー競技、全米オープンに招き、ゴルフの楽しさや興奮を経験させ、ゴルフへの参加を促進させようという試みだ。米国ゴルフ界が、タイガー復活によるブーム再来の予感と共に、更にゴルフ振興に積極性を見せてきたことが感じられる。

「ブリヂストンゴルフ、e6シリーズゴルフボール改良」(2019.05.09)

 米国市場でNo.1ゴルフボールフィッターとして定評があるブリヂストンスポーツ米国法人子会社、ブリヂストンゴルフは、低スイングスピードでだが飛距離増と柔らかいフィーリングを求めるゴルファーを対象とした同社ゴルフボール、e6シリーズの改良を行ったことを発表した。

 この新しいブリヂストンゴルフのe6は、低スイングスピードでも、ティーショットの際、コアを最大限に機能発揮できる2ピースで低コンプレッションの構造になっているのが特長だ。

 ブリヂストンゴルフのゴルフボールマーケティング担当マネージャー、エリオット・メロー氏は「ブリヂストンゴルフのeシリーズゴルフボールは、常に改良が続けられている。最近発売したe12 SOFTとSPEEDでは、3ピース構造のフィーリングと性能を好むゴルファーのために、サーリン構造のゴルフボールがスイングスピードに合わせて、eシリーズの中で二つの選択肢を持たせている。加えて、現在e6は、飛距離と超ソフトなフィーリングを求める消費者のためにより経済的な選択肢となるように改良されている」と説明している。

 新e6ゴルフボールで捕捉されたのは、やや低めのコンプレッションのe6 LADYで、同社の話では、女性ゴルファーがボールを易しく上げ、飛距離を伸ばすのを助けるのだそうだ。

 ブリヂストンゴルフの改良e6ゴルフボールの米国市場発売は今週で、小売価格はダース21.99ドル。e6のカラー選択肢はホワイト、オプティックイエロー、e6 LADYについてはホワイトとオプティックピンク。

(GolfBiz.net WSG Daily Pulse 5/8)

「アクシネット社2019第一四半期業績」(2019.05.10)

 タイトリスト及びフットジョイの親会社、アクシネットホールディングス社は、その2019年第一四半期純売上高を4億3,300万ドルと発表。これは前年度実績(4億4,180万ドル)から1.8%のダウンとなったが、為替を一定に換算すると逆に0.7%のアップとなっている。

 アクシネット社の話では、タイトリストゴルフボールの純売上高(1億4,167万ドル)は前年比13.4%(為替一定ベース16%)の増で、この伸びは主としてPro V1、Pro V1xゴルフボール販売量の増によるものとのこと。タイトリストゴルフクラブ売上(9,132万ドル)は前年比21.9%(為替一定ベース)20.1%)の減で、これは2018年度第一四半期に発売されたウェッジ、セレクトモデルのパター、日本スペックのVG3アイアンの売上数量ダウン及び、同時にモデルイヤー二年目となったタイトリストアイアンが売上数量減につながった。しかしこのアイアンの売上ダウンは、新しく発売したTSドライバーとTSフェアウェイウッドの大きな売上数量により相殺されている。

 タイトリストゴルフ用品売上(4,518万ドル)は前年比1.9%増。フットジョイ売上(1億4,098万ドル)は0.2%の売上増となった。

 地域別に見ると、この第一四半期、米国内売上は5.1%増えたが、米国外売上が8.1%(為替一定ベース3.5%)のマイナスとなっている。為替一定ベースで見ると、日本が20.1%ダウン、韓国が2.4%ダウン、中近東アフリカは5.5%のアップとなっている。

 2019年度第一四半期、アクシネット社の純利益は3,490万ドル(660万ドル減、前年比15.9減)となったが、これは主として営業利益の減が一部所得税減により相殺された結果。

 アクシネット社CEOで社長のデイビッド・メイハー氏は「2019年度は良いスタートが切れた。ゴルフに於ける第一四半期は、典型的に新製品発売に対する熱意で充たされ2019年度も例外ではなかった。当社の業績は、新発売に成功した新製品ゴルフボールPro V1、Pro V1x、TSドライバーの勢い、タイトリスト用品、フットジョイゴルフウェアの健全な売上でドライブがかけられた。この四半期、タイトリストクラブ部門の低調による影響も受けたが、これは定められた二年のライフサイクルによるもので予想されたものだった。当社のチームと取引先は2019年度の成功に向けて準備万端であり、第二四半期のシーズンインでタイトリスト及びフットジョイの製品は効率的にショップに配置され、当社のフィッティング専門家や得意先は、この一連の多忙なシーズンに備えている。そして当社は熱心なゴルファーの情熱により力づけられている。これらの確信で2019年度目標の達成に向けて進んでいる」と声明を発表している。

(GolfBiz.net WSG Daily Pulse 5/9)

「キャロウェイゴルフ、2019年度第一四半期業績」(2019.05.10)

 キャロウェイゴルフは5月9日、同社2019年度第一四半期業績を発表した。同社第一四半期純売上高は5億1,600万ドルで前年比28%増。これは同社第一四半期売上高新記録。第一四半期税引き前利益の9,300万ドルは、前年実績8,900万ドルの4%増。第一四半期純利益は4,860万ドル(前年実績6,290万ドル)。

 これらの業績は、予想された1,500万ドルの為替差損見込みや2019年1月に買収したジャックウルフスキンブランド(第一四半期売上に9,300万ドル貢献)の影響にもかかわらず達成できたもの。これらの2019年度第一四半期業績は2018年同期に比べ、ゴルフ用具関係売上増(+3.6%)、アパレル、用品その他売上(+112%)、その他主要品種、主要地域での売上増を反映している。

 品種別前年売り上対比:ゴルフクラブ+1.7%、ゴルフボール+12.6%、アパレル+692.2%、用品その他+22.4%

 地域別前年売上対比:米国内+5.9%、欧州+147.3%、日本+5.7%、その他地域+41.6%

 キャロウェイゴルフ社CEO社長のチップ・ブリューワー氏は「これらの業績は、当社の主要製品や主要地域に於ける強力な成長と同時に、ジャック・ウルフスキン事業の追加を反映したものだ。当社は特にこの業績が、第一四半期の不利な外国為替レート条件や横這いの市場環境にもかかわらず達成できたことを喜んでいる」と話し「当社は引き続きジャック・ウルフスキンブランドとその成長、そして当社全体のアパレル事業の規模拡大機会について期待している。しかしながら、短期的に見れば当社は、欧州中央や中国に於ける軟調な市場環境が予想されているので、秋冬シーズンの見込み受注が予想を下回ることから、この事業の2019年度の見込みを落としている。当社はこれが短期的な問題だと固く信じており、長期的にはこの事業について期待している。幸いにも、現在の我がブランドの勢いや2019年度製品ラインアップの成功の下、当社ゴルフ用品やトラビスマシュー事業は予想を上回っており、不利な為替レートにも関わらず、当社の年間売上や利益の見込みを達成出来ると確信している」と続けている。

(キャロウェイゴルフ 5/9 ニュースリリースより)

 相変わらず横這い状況の世界ゴルフ市場環境の中、アクシネット、キャロウェイ両社とも2019年度新製品の成功や、事業多角化(キャロウェイ)により更に業績を伸ばしている。タイガー・ウッズのマスターズ優勝、人気復活を機に、米国そして世界のゴルフ市場好転の兆しが見えてきた現状、今後の業績にも期待できそうだ。

「ディスカバリー、ゴルフダイジェスト(米)を買収」(2019.05.15)

 ディスカバリー社(Discovery, Inc.)は、Conde Nast社からゴルフダイジェストを買収、獲得したことを発表した。加えてディスカバリーとPGAツアーは両者の12年間戦略的提携関係を、その活動の中の米国内に於ける新規コンテンツ及び販売関係とともに拡大している。両者は、ライブ、オンデマンドビデオストリーミング、ソーシャル、プリント、ブランデッドコンテンツを含むゴルフに関するデジタルネットワーク構築のため協力する予定だ。

 現在のゴルフダイジェスト社販売チームは、引き続きディスカバリーとPGAツアーの販売機構統合が完了するまで、その移行期間は販売について担当する予定だ。

 ディスカバリーゴルフの社長兼ジェネラルマネージャーのアレックス・カプラン氏は「我が社のゴルフ部門にゴルフダイジェストが加わることは大きな出来事だ。GOLFTVと既存のPGAツアー、欧州ツアー、タイガー(ウッズ)、フランチェスコ(モリナリ)関係コンテンツにゴルフダイジェストが加わることは、ゴルフに於ける大きな勝利になるだろう。当社はファン、プレーヤー、視聴者、ブランド及び広告主にとってユニークなものを提供できるだろう」と言い「当社は、ゴルフダイジェストと拡大しているGOLFTVプラットフォーム双方の力を活用することが出来、世界中のゴルフファンの情熱をかき立てる全てのプラットフォームを通したコンテンツを提供する、グローバルな編集組織を確立する」と話している。

 ゴルフダイジェストの編集チームは、ゴルフダイジェスト編集長及びディスカバリーゴルフの戦略/コンテンツ、グローバルヘッドとしてのジェリー・ターデ(Jerry Tarde)氏のリーダーシップの下にディスカバリーゴルフに参加することになる。

 ターデ(Tarde)氏は「将来を見たとき、ディスカバリーの、全てのプラットフォーム、全ての言語に於けるコンテンツを点火するためのグローバルなスケールと能力は、PGAツアーのブランドと一緒になって、世界中のゴルフとゴルファーのメリットになるだろう」と話している。

 この買収に関する金額は発表されていないが、あるメディアでは3,000万ドル〜3,500万ドルと伝えている。

(GolfBiz.net WSG Daily Pulse 5/14より)

 進化するネットメディア、SNSの拡大成長などに合わせて、印刷媒体、ネット媒体の統合が進んでおり、この統合により、ゴルフ関連の伝達手段プラットフォームやコンテンツも今後更に大きく変化することだろう。

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